「浮気された」と感じるのはどこから?男女差はある?浮気による慰謝料請求の基準も

結婚している夫婦が「浮気された」と感じるのはどこからなのでしょうか。また、浮気の基準に男女差はあるのでしょうか。
今回は、浮気されたと感じる基準や、浮気による慰謝料が請求できる場合についてご紹介していきます。

目次

  1. 浮気されたと感じるのはどこから?男性編
  2. 浮気されたと感じるのはどこから?女性編
  3. どこからが浮気なの?浮気の基準は夫婦で決めるべき?
  4. 慰謝料請求ができる浮気の基準とは?
  5. 不貞行為がなくても慰謝料請求できる場合もある?
  6. 浮気による慰謝料の相場とは?証拠が必要?
  7. 浮気の証拠を掴むなら探偵事務所に依頼するのがおすすめ
  8. 慰謝料請求の手続きをスムーズに行うには?
  9. 最後に

浮気されたと感じるのはどこから?男性編

男性の場合、「妻が自分以外の男性と肉体関係を持ったら」浮気されたと感じるようです。
また、自分の浮気についても「肉体関係を持たなければセーフ」だと考えている男性が多いという特徴があります。

浮気されたと感じるのはどこから?女性編

女性の場合、「夫が自分以外の女性を好きになったら」浮気されたと感じるようです。
肉体関係があっても、遊びの関係であれば許せるという女性もいます。「夫にとって自分が一番大切な存在かどうか」を重視する女性が多いのですね。

どこからが浮気なの?浮気の基準は夫婦で決めるべき?

実際にどこからが浮気なのかという浮気の基準については、予め夫婦で話し合っておくのがおすすめです。考え方に個人差もあるため、どこから浮気とみなすかを夫婦間で決めておくのも良いでしょう。

「自分以外の異性と連絡を取り合うのも嫌」という人もいますし、「肉体関係を持たなければ浮気ではない」と考える人もいます。結婚生活を続けていくなら、相手の気持ちを知ることは大切です。自分では浮気しているつもりがなくても相手を傷つけてしまうこともあるので、注意が必要です。

慰謝料請求ができる浮気の基準とは?

浮気されたと感じる基準には男女差や個人差がありますが、慰謝料を請求できる浮気の基準は明確に存在します。
民法770条には、「配偶者に不貞な行為があったとき」に離婚の訴えを起こすことができると定められています。不貞な行為とは、肉体関係のことです。
つまり、法律上は配偶者以外の異性との肉体関係が浮気だと定められているのです。

不貞行為がなくても慰謝料請求できる場合もある?

浮気による慰謝料を請求するためには、配偶者と浮気相手との間の不貞行為を証明する必要があります。ただし、不貞行為がなくても交際期間が長期間に及んでいる場合や、不貞行為に準ずる行為を行っている場合など、例外的に慰謝料請求ができる場合もあります。
配偶者のプラトニックな浮気によって、結婚生活が脅かされた場合には、慰謝料請求を検討しても良いでしょう。

浮気による慰謝料の相場とは?証拠が必要?

浮気による慰謝料の相場とは?証拠が必要?
続いては、配偶者の浮気によって慰謝料を請求するときに、知っておきたいポイントをまとめて紹介します。

浮気による慰謝料の相場

浮気による慰謝料の一般的な相場は以下の通りです。

配偶者の浮気によって離婚に至った場合:200万円~300万円

配偶者の浮気によって別居に至った場合:100万円~200万円

離婚しなかった場合:50万円~100万円

浮気による慰謝料は、配偶者と浮気相手の双方に請求することが可能です。ただし、ご紹介した金額はあくまでも相場であり、実際に請求できる慰謝料の金額はケースによって異なります。

慰謝料請求には浮気の証拠が必要

例外的に認められるケースを除いて、浮気による慰謝料を請求するためには不貞行為の証拠が必要となります。
裁判でも認められる浮気の証拠には、以下のようなものがあります。

配偶者と浮気相手がラブホテルに入っていく写真

配偶者もしくは浮気相手が不貞行為を認めていることが分かる音声

不貞行為の事実があったことがわかるLINE文面

不貞行為の事実があっても、それを証明できる証拠がなければ慰謝料請求は難しいでしょう。

浮気の証拠を掴むなら探偵事務所に依頼するのがおすすめ

浮気の証拠を掴むなら探偵事務所に依頼するのがおすすめ
裁判でも有効な浮気の証拠を、配偶者にバレずに掴むのはかなり大変です。相手にバレてしまえば、二度と証拠が手に入らなくなるかもしれません。
探偵事務所に浮気調査を依頼すれば、有効な証拠を掴める可能性が高くなります。
調査費用として30万円~50万円程度かかるので決して安くはありませんが、どうしても浮気の証拠を掴みたいなら相談してみましょう。

慰謝料請求の手続きをスムーズに行うには?

浮気の証拠があるのに相手が慰謝料請求に素直に応じない場合もあります。金額について交渉してくることもあるでしょう。
また、離婚に至った場合には財産分与や養育費についての取り決めなど、様々な手続きが必要となります。
慰謝料請求や離婚に関する手続きをスムーズに行いたい場合には、弁護士などの法律の専門家に相談しましょう。

最後に

今回は、浮気されたと感じる基準について、男女差や個人差があること、法律上の浮気の基準や慰謝料請求についてご紹介しました。
法律上は不貞行為の有無が浮気の基準となっていますが、不貞行為の有無に限らず配偶者の浮気が気になっている場合は「嫌だ」と伝えることも大切です。
もしも、配偶者の浮気を疑っているなら証拠を掴むために探偵事務所に依頼してみてはいかがでしょうか。
一般社団法人あゆむでは、専門カウンセラーが夫婦関係や離婚に関する電話相談を年中無休で受け付けております。利用料は無料です。配偶者の浮気を疑っている方、探偵や弁護士に相談するか迷っている方、まずはお気軽にご相談ください。

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