ご相談事例

奥様の父親のギャンブル癖でお悩みの男性からのご相談

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40代男性相談者 2018年6月1日更新

ギャンブル癖のある奥様の父親に悩む男性からの相談がありました。

ご相談内容

休日は競馬やパチンコに出かけ、給料の範囲外の金額を消費しています。消費者金融から借金をしている上に、実の子供ではないご主人にまでお金を無心してくるのです。

これまで何度かお金を貸しましたが、当然返金されることはありません。ご主人の立場では、実の親でない以上、強く言うことも出来ないのです。

そのため、奥様に改心させるよう説得してほしいと伝え、奥様も説得を試みています。しかし、奥様の父親はギャンブルを辞めることは無く、お金を無心してくるのです。

実家では物を投げたり、暴力を振るうこともあるとのことで、お金を貸した方が良いのかとも考えてしまいます。ギャンブル癖を治してもらう方法や、お金を貸さずに済む方法は無いかという相談でした。

あゆむからのアドバイス

奥様のお父様の今の状態は、ギャンブル癖というレベルではなく、依存症となっている可能性が非常に高いです。

まず、奥様のお母様はどの様に考えているのでしょうか。夫婦の事は、夫婦にしか分かりません。お父様の面倒を見ている以上、何か考えている事があるのかも知れませんね。

お金を貸さず、ギャンブルが出来ない事によって暴力を振るうのであれば、依存症の治療施設に保護するなどの措置をする必要もあります。

あなたがお金を貸し続けるならば、ギャンブルを止める可能性を奪ってしまうことにもなりかねません。

しかし、個別ににお父様と話をすることでギャンブルを止めさせることは難しいとも考えられます。

お母様、奥様、あなたの意見をまとめて行動しなければなりません。

借金や離婚、相続については、当相談所で無料相談に乗ることができます。無料相談で知識をつけつつ、あとはご家族の意見をまとめてからどの様に行動をして行くのかを再度考えましょう。

その後

奥様のお母様の考えを確認したところ、お父様と住むことに嫌気がさしているため自宅を出たいと考えていたそうです。しかし、経済的な面、娘夫婦に迷惑をかけている点などから、踏み切ることが出来なかったとのこと。

暴力を振るう以上、危険であるため、一旦ご相談者様の自宅にお母さまを保護することを検討しました。

また、ご相談者様からは直接「今後お金を貸す気は一切無い」とはっきり伝えたそうです。

はっきりと伝えたことで、娘夫婦にお金を無心する事はなくなったとのこと。

しかし、消費者金融や知人など多方面から借金を続けてギャンブルを続けているそうで、ギャンブル依存症が治る状態とは程遠いそうです。

お母様をご相談者の自宅に住まわせるという点を奥様に伝えたところ、二つ返事で了承したそうです。

お母様は身の安全を考えて、ご相談者様夫婦の自宅へ引っ越しました。

これから奥様のお母さまがギャンブル依存のお父様と離婚するまではまだ時間がかかるかもしれませんが、ひとまず奥様のお母さまを助け出し、借金の依頼も来なくなったことから、現段階でご主人の悩みは解消されたようです。