ご相談事例

メンヘラ気味の彼女からのストーカー被害

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20代男性相談者 2018年5月21日更新

今回は25才の男性の相談者様でした。同じ会社の彼女が相談者様と仲のいい女性の同僚などに悪質な嫌がらせをしたり、自殺をほのめかす、大量のメールを送信する、転勤先にも付いてくるなどのストーカー被害に関するご相談でした。

 

相談者様から

彼女が、自分と話す女性全てに嫌がらせや、脅迫めいた事を言う。猫の死骸を机に入れたりもしていた。

恐怖から別れを切り出すが別れてくれない。無理に別れようとすると『殺してから死ぬ』とか言われ、精神的に参っていった。

それからは返事も返さないのに1日にメールが20件きたり、着信が30件きたりするのが当たり前になっていった。同僚に勝手に婚約発表をしていて恐怖しかなかった。

事情を知る上司が転勤をさせてくれるも、その数ヶ月後に同じく転勤で同じ場所に。上司が言うには、彼女から脅迫めいた異動願いがあったとの事。

何をしでかすか分からない恐怖から何もできないでいる。どうにか別れたい。との相談内容でした。

 

アドバイス

こちらの相談者様はストーカーの恐怖から身動きできずにいる状況にあります。これは彼女にとっては思うつぼです。これ以上期間が長引くと悪質な行為がエスカレートしてしまう恐れがあるので、相談者様や周りに被害を出さない為にもきっちり別れないといけません。

しかしこういった相手だとすんなり了承してくれませんので刑事告訴するのが一番効果的です。メールや証拠になりそうなものは保存しておきましょう。

相談者様が直接彼女に交渉するよりも弁護士や法律家の名前で発送する内容証明などは彼女にとっても心理的ショックになります、と相談者様にアドバイスしました。

また、何かあってからでは遅いので、一刻も早く警察に行くよう促しました。

 

その後

相談者様はすぐに証拠を持って警察に行き事情を説明。告訴状を提出して警察に動いてもらったとの事です。

警察からは彼女に接近禁止命令が出て、次に彼女から何かしらのアクションがあったら即逮捕との事でした。

彼女は警察からの連絡に相当ショックを受けたみたいで、反省した様子だったそうです。

それからは一切連絡も接触もなく、彼女はその日から会社を無断欠勤しているそうです。

相談者様は地獄から解放された気分。これまでに迷惑をかけた方々には改めて謝罪をして回り、交友関係の修復などをしていき、また新しくスタートをしていきます、との事でした。