コラム

2018/06/06

奥様と職場の上司の不倫関係を解消させ、夫婦関係を修復する方法

奥様と職場の上司が不倫関係にあると知ってしまった時、人それぞれ色々な対応の仕方があります。さて、貴方はどうなさいますか?
ある人は即離婚に向けて動き出し、ある人は見なかった振りを決め込むでしょう。
しかし、心から奥様を愛していらっしゃる場合、奥様の不倫をやめさせて二人でやり直すことを選択する方は多いのではないでしょうか?
それでは、今回は奥様の不倫をやめさせて夫婦関係を改善するためには、どういった方法があるのかを見ていきましょう。

不倫発覚後にまず一番初めにするべきことは、奥様の不倫の相手を探し出し、法的に罰を与えることです。
旦那様と奥様が今後夫婦関係を継続するにしても、不倫相手にはきっちり制裁を加え、以後上司という地位を利用して職場の他の女性社員に手を出さないように警告しておく必要があるでしょう。
もし上司が既婚者であるのならば、上司の奥様にも不倫の事実を伝える必要があります。
辛いことではありますが、奥様にも事実を知っていただくことは慰謝料請求といったお金の問題だけでなく、以後その上司が同じ過ちを繰り返さないように注意・監視していただくという意味あいもあります。

さて、上司やその家庭への対応の後には、もちろんお二人の関係を見直す必要があります。
奥様はなぜ浮気をされたのでしょうか?
旦那様が家庭に不在気味で、日頃奥様が孤独を感じているというケースはけして少なくはありません。
また、お子様がいらっしゃるご家庭のケースでは、旦那様は家族を養うために一生懸命仕事に勤しみ、あまり家庭にいないというパターンも見受けられます。
いくら奥様を信じているからといって、そのままご家庭を奥様に任せっきりのままでいると、奥様はさみしさからまた浮気をしてしまう可能性もあります。

奥様が孤独を感じないようにするのは、旦那様の大切な役割の一つです。
どんなことがあれ不倫というものは絶対にしてはならないものですが、奥様がまた同じ過ちを繰り返さないように、今後は旦那様と奥様の二人で共有できる時間を増やすことが非常に大切です。

もし、上司との不倫問題が解消したあとでも家庭内の夫婦関係がスムーズにいっていないと感じられている方は、円満調停をされると良いでしょう。
専門家が家庭裁判所を通して夫婦関係修復のためのアドバイスをくれるので、不倫発覚後の滞った夫婦関係改善に有効な手段と言えるでしょう。
また、この円満調停にかかる費用は1,200円と通常の裁判と比べると安価なので、経済面からもおすすめいたします。

また、二人きりでの話し合いに限度を感じ、第三者に介入してもらって夫婦のしこりを解決したい場合には、近しい友人を含めた三者会談をすることも良い方法の一つでしょう。
このとき、旦那様と奥様のバランスをとるために第三者には共通の知人を呼ぶことが大事と言えるでしょう。
片方に肩入れすることなく、平等に物事を見て判断しアドバイスをもらえるため、夫婦ともに公平な話し合いの場となります。
また、この第三者として不倫問題の経験者に来てもらうと、現実味のある有意義な意見を聞くことができます。

奥様の不倫という過ちを水に流すということは、大変な勇気と忍耐が必要になります。
しかし、愛する奥様とやり直したいと思われる旦那様は、時間がかかってもお互いに話し合い向き合える時間をつくるように努力いたしましょう。