コラム

2018/08/11

夫婦関係を修復するためにやるべき3つのこと

結婚したときはこの人と死ぬまでずっと一緒で幸せに生きていきたいと誰もが思っています。しかし、現実は厳しいもので、夫婦関係にヒビが入るということは決して珍しいことではありません。口を開けば喧嘩をしてしまう、ため息が止まらない、ついには顔を見るのも嫌に…となっている夫婦は実はたくさんいます。パートナーが不倫してしまい二人の間で築いてきた信頼が崩れてしまうということもあります。

関係を修復することを諦めたら離婚することになりますが、できれば離婚せずに元のままでいたいという人もいるでしょう。どうにかできるなら壊れた夫婦関係を修復したい。そんな方のために今回は、夫婦関係を修復するためにやる3つのことをご紹介します。

この3つはどれも簡単に、今すぐできることです。もしもこの文章を読んでいるあなたが夫婦関係を修復したい、どうにかしたいと思っているようでしたら、以下のことを参考にして、実践してみてくださいね。

○まずは自分の考えを知る
夫婦関係を改善しようと思うと、相手をどうにかしよう、相手と何かしようと思いませんか。もちろんそれは必要なことなのですが、パートナーと何かをする前にやることがあります。それは、自分自身を知ることです。自分の考え方、ものの見方を意識しないうちからパートナーと何かしようとしてもうまくいきません。

自分はパートナーのことをどう思っているのか、書き出してみましょう。パートナーのどういうところが好きなのか、どういうところが嫌いなのか書き出すのです。普段パートナーに感謝していること、怒っていることを書き出しましょう。自分はパートナーのことをこういう目で見ていたのかと客観的に視ることができます。そのうえで、パートナーの悪い部分について、それは妥当なのか考えてみましょう。自分の考えに偏りがないか、その偏りをパートナーに強制していないのか考えるのです。自分を見つめることで、パートナーとどういうコミュニケーションをとっていたのかわかりますし、相手がどういう気持ちだったのか察することができます。

まずは自分の考え、自分が思っていることをしっかりと眺めてください。そしてそれについてしっかりと考えてください。そこから全ては始まります。

○お互いを理解する
夫婦とはいえ、何もかも価値観が合致するということはなかなかあるものではありません。どこかで価値観が異なる部分があります。そのことが原因でお互いのストレスとなり、すれ違いにつながった可能性があります。

そこで、お互いを理解するようにしましょう。お互いの考えを伝え合うのです。自分はこう思う、相手はこう思っていると理解して、お互いを尊重するようにするのです。夫だから、妻だから、などと考えるのではなく、お互い一人の人間として扱うようにしましょう。そうすれば、夫のくせに、妻のくせに、という思考をしないようになります。

お互いのことを一人の人間として認め合って許しあう。一見当たり前のようなことですが、意外とできていないものです。自分が思っていることを手紙に書いてみるのもいいでしょう。今時手紙なんてと思うかもしれませんが、特別な感情を込めた文章というものは、相手にダイレクトに伝わるものです。方法は何でもいいのですが、どうにかお互いの素直な気持ちをぶつけて理解しあう場を設けるようにしましょう。

○出会った頃を思い出す
まだ初々しい部分があった頃のことを思い出すのです。新婚当初のことでもいいです、関係が良好だった頃を思い出して、その頃二人はお互いのことをどう思っていたのか思い出すといいでしょう。当時はできていたことが今はできていないということに気づくことができます。懐かしい気持ちになって、ぎすぎすした気持ちが和らぐ可能性もあります。初心を忘れてはいけないとよく言いますが、これは夫婦生活にも当てはまります。二人の初心を思い出してみるのはいかがでしょうか。

いつもと違うことをすることは、二人にとって刺激になります。刺激は愛情が続くことにつながります。とにかく動いて試してみることです。もうこんな関係になったらだめだだとか、相手が悪いから自分は動かないなどと思うことはやめて、自分ができることをやってみることが大切です。