ご相談事例

未払い分の養育費を請求したい

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30代女性相談者 2018年5月18日更新

夫の浮気・DVが原因で1年前に離婚をされた方からの相談です。その方は、お子さんと、持つものも持たず家を出られた後、調停離婚が成立しました。

「離婚直後は、離婚や養育費についてどんな知識も持っておらず、『せめて最低限の養育費だけは払ってほしい』と取り決めたが一度も払ってもらっていない。このまま、我慢するしかないのかと思っていたが、友達から専門家に相談すべきと言われた」とのご相談でした。

養育費とは、子供の当然の権利であるということをまず知っていただきました。もらえないなら仕方ないとあきらめるのではなく、もらえないのは、法律的な知識がないからであって、法律的な知識に基づいて、一緒に頑張りましょうと激励させていただきました。

確かに、人に対して何かを請求すること、ましてそれが法律的なことならなおさら、二の足を踏むかもしれませんが、そこは踏ん張りどころです。小さなお子さんの今のために、そのお子さんの将来のために、そしてお母さん自身のために、今頑張らないでいつ頑張りますか?お母さんが気持ちをしっかり持つことが大切です。

気持ちが定まれば、法律の専門家に手続き等のことを教えてもらい、その通りにすればよいだけです。

相手方が養育費を払わないのであれば、給料の差し押さえもできます。家庭裁判所に申し込むことで可能になります。

もちろん、家庭裁判所に申し込んだ後も、いろんな難題が待っているかもしれません。しかし、お母さん自身の強い気持ちと当方の知識が合わされば、必ず道が開けます。さあ、一歩踏み出してみてください。