ご相談事例

夫の浮気に気づいた。離婚という選択も考えている。

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20代女性相談者 2018年5月25日更新

夫の浮気が発覚したけれど、離婚したくないという気持ちと、夫を許せないという気持ちの間で揺れ動いておられる方からの相談です。

相談者様は、「態度が冷たくなった、無断外泊が増えたなど、浮気を疑う気持ちが強くなって、つい夫の携帯を見ました。そこには、浮気相手との『離婚して一緒になりたい』というようなやり取りがありました。あまりのショックで子供を連れて家を出ましたが、夫からは『離婚はしたくない』と心配したメールが来ました。」と話されました。

携帯のやり取りからは浮気をしていることははっきりしているようですが、実際に、旦那さんが浮気をしているということを証拠をつかんで明確にする必要がありますとアドバイスしました。

相談者様は、ご両親の協力も得て浮気相手を調べ、証拠をつかまれました。浮気をしているだろうと推測しているだけと、具体的な証拠を見るのとでは、どちらにとっても大きな違いがあります。最初は離婚を迷っていた相談者様も、証拠を見た後は離婚への決意を固められました。

その後は、証拠をもとに、旦那さんと浮気相手に慰謝料請求をされました。また、子供にとって大事な時期に浮気をしていたということで、親権はご相談者が獲得し、お子さんも無事引き取ることができました。

確かに、子供さんにとって離婚はいいことではないかもしれませんが、お母さんが、父親を疑う気持ち、許せない気持ちを持ち続けることが、果たして子供さんにとって良いことなのかを考える必要があります。

今回のことを通して相談者様は気持ちが整理され、元旦那さんが子供さんと面会することも快諾されたそうです。やはり、もやもや感を引きずらず、物事をはっきりさせたことで、気持ちが前向きに切り替わったのだと思います。