ご相談事例

夫の両親との不仲

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30代女性相談者 2018年5月28日更新

夫のご両親と同居されていて、その関係がうまくいっておらずに夫との離婚を考え始めたという30代女性の相談です。

「夫の両親、私たち夫婦と子供二人が一緒に住んでいますが、数年前から両親と不仲になっています。しかし、夫はかばってくれず、夫婦の関係もぎくしゃくし始め、離婚さえ考え始めた」とおっしゃいます。

今までの経緯と相談者の思いを、経験豊かなカウンセラーがお聞きしました。その中で、相談者のご家族への強い愛情を感じました。

特に、こういう状況においてさえ、ご主人を愛しておられること、夫婦とも子どもたちをとても大切に思っていることが確認できました。

そこで、何より子どもたちにとっていい環境をということで、ご主人の両親と別居してみてはどうかとアドバイスしました。

しかし、ご両親に対して別居を切り出す勇気が出ないという相談者に、今までの頑張ってきたことや子どもたちのためであることなどを伝え、応援しました。

同時に、今の相談者の気持ちや子供たちのことを考えると、離婚は最終手段と考えた方がいいとアドバイスしました。

ご主人の賛成も得られて、勇気を振り絞って、ご両親に別居を切り出されました。いい顔はされなかったらしいですが、渋々ながら別居を了承してもらえたそうです。

大きなストレスであった両親との同居が、離婚という形ではなく、別居という形でストレスが解消されたことはよかったと思います。

離婚さえ考えられていた相談者が、第三者からのアドバイスで、夫をも巻き込んで、別居に成功されました。最初の一歩を踏み出すことの大切さを改めて感じた相談でした。