ご相談事例

出産か中絶か、結婚か別れか

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20代女性相談者 2018年5月21日更新

今回のご相談者様は妊娠5週目の20歳の女性です。交際7ヶ月で妊娠して、交際相手に『経済力も精神的余裕もない』とか『親に反対されている』などの理由で中絶してほしいと言われているとの事でした。

しかしご相談者様は子供を下ろしたくないため、シングルマザーでやっていけるのかなど経済的不安にも悩んでいる様子でした。

 

相談者様から

お腹には日々成長していく我が子がいるのに交際相手に『今回は諦めてほしい』と言われた。

両方の親から反対されているのでシングルマザーになっても親にも協力を求められない。

交際相手は養育費を支払うつもりはあるようだ。交際相手にまだ未練がある。などの相談内容でした。

 

アドバイス

こちらの相談者様は日々成長していく我が子への愛情と焦り、葛藤の中で、誰にも頼れない状況での今後への不安。そして精神的、肉体的にも大変な思いをされていました。

交際相手の方はまったく子供を認知する気が無いので、やはり金銭的な面で援助をして頂く形にした方が相談者様にとっても、これから産まれる子供にとっても安心できるかと思います。

シングルマザーは法的にも援助は色々とあるので、実際には相談者様の両親の協力がなくてもやっていける事をお伝えしました。

また今後の相談者様の交際相手のお付き合いの方も金銭的な面で援助してもらう形で進めるのでしたら、まだお互い好意があるので復縁または認知の方も期待できるかもしれません。

もう一度相談者様の交際相手とじっくり金銭な部分も含めて話し合いをすることを勧めました。

またシングルマザーの知り合いや、インターネットで検索してどういった風に子育てと仕事を両立させているのかなどを調べたり、病院や保健所で聞いたりするのもいいですよ、とアドバイスしました。

 

その後

その後相談者様と交際相手の方と話をする機会を作り今後の事を話し合ったそうです。『金銭の援助はする、交際も続けていきたい』との返答をしてもらったとの事で、一応見守っていく形になったそうです。

一般家庭と形は違えど両方の意見を取り入れた形になり相談者様も経済的にも精神的にも少し不安は軽くなったようです。

1人で子育てをする不安は残っていますが、これは今後の課題として相談者様の方で日々奮闘しながら頑張ってみるとの事でした。