ご相談事例

育児が原因で冷え切った夫との関係を修復したい

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20代女性相談者 2018年5月18日更新

結婚3年目で、育児に夢中になり夫との関係が冷え切り、夫から別居したいと言われた女性からの相談です。

「出産後、子育てに無我夢中になり、夫との関係が冷え切り、夫も残業を理由に帰宅が遅くなりました。そのことを責める私に、夫は『別居』を切り出しました。離婚になったらと不安になりました。両親は子供がいるのだから、我慢しなさいと言います。」と、おっしゃっています。

初めての慣れない子育て中のお母さんにはよくある悩みであるとお話しし、ゆっくり相談していきましょうとアドバイスしました。

身内、特に相談者の親世代に相談すると、「あなたが悪い。子どものためにあなたが我慢しなさい」と言われることが多いです。夫に別居を切り出されて、気持ちが動転している人に、こういう話をしても心に響きません。また、お母さんだけが我慢することが果たして子供にとっていいことかどうかも考える必要があります。

今回のご相談者は女性でしたが、男性カウンセラーから男性目線でアドバイスさせていただきました。最初は、男性カウンセラーの言葉に驚かれましたが、話を進めるうちに、旦那さんの気持ちに気づかれました。身内以外、第三者の客観的なアドバイスは心に響くようです。

相談者が、子供中心だったことや夫への感謝の気持ちがなかったことなど自分自身のあり方にも気づかれました。

万が一、離婚に進展した場合のために、離婚の理由や養育費、別居した場合の生活費など、離婚についての法律的な説明をしました。浮気の可能性も考えて、対処法も説明しました。

別居のことは、旦那さんから切り出されたばかりだし、話し合いの中で、いろんなことに気づき、反省すべきところは反省されましたので、修復の可能性があると伝えました。

「子供のために気持ちを切り替え頑張ろうと思います」と、最後に力強くおっしゃったのが印象的でした。